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お子様が通常学級で生活するためには、集団の中で学習ができるということが重要になります。しかし、しっかりとしたトレーニングをされていない状態では、集中できない、問題行動をおこす、周りの子に関心を示さないなど、集団の中での学習は難しいものになります。
自閉症を持つお子様は、段階を踏んでどのように集団の中で学ぶかを学習する必要があります。明確な目標とそれに沿ったセラピーでのデータ収集により、私たちは、お子様の上達を評価し、新たな達成課題を作っていきます。それぞれのお子様に、個別のプランが組み立てられて、集団生活を通して、周りの子への興味や関心を増やしていきます。様々な公共の場や学校生活の場で活躍できるよう、集団での学習スキルや関係作りのスキルを数々のアクティビティを通して学んでいきます。
グループセラピーの構成
グループセラピーでは、参加しているお子様の担当セラピストの参加率が高いので、それぞれのお子様の特別な目標にあったセラピー構成が可能になります。グループではスポーツ、朝の会・帰りの会、授業、団体ゲーム、工作等の枠組みのあるアクティビティ、自由遊びと、集団でのアクティビティを通して学習をしていきます。それぞれのアクティビティは、社交的な交流を保ち、いろいろな適用行動を練習するために、明確に構成されたものです。
お子様の上達
それぞれのお子様の目標や習得するべきスキルを明確に定め、個々の学習プランを段階的に作ります。学習プランは、友だちを作る、社交的な興味を育てる、正しいコミュニケーションを持つなど、それぞれのお子様の難しい分野のスキルに基づいて決めていきます。習得するスキルを、お子様のレベルに合わせて学習できる小さなステップに分け教えていきます。同時に、障害となる問題行動を減らすための行動マネージメントプランを使いながら、教えていくこともあります。
お子様の学習成果を最大にするために、常に観察し、習得するスキルやプランを見直していきます。お子様の上達を正確に把握するために、セッションごとにデータを記録していきます。つまり、新しくターゲットを定めると、それに沿ったデータが記録されることになります。必要に応じてお子様の上達や発達を報告し、また必要とされている学習のための目標やプランを見直すために、保護者の方々を交えたミーティングを行います。
学習の内容
それぞれのお子様の個別の学習プランがあるため、お子様ごとに目標は違ってきます。全てのお子様に共通する一般的なレッスンというのはありません。下記に提示しているのは、それぞれのレベルで教えていくスキルの例です。
初級 |
中級 |
上級 |
- 挨拶
- グループの中にいる
- 問題行動を抑える
- 順番待ち
- 観察学習
- 周りの人に耳を傾ける
- 自発的な参加
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- 簡単な会話
- 共同注意
- 友だちについていく
- 自己主張・説得
- ルールに沿って遊ぶ
- 妥協する
- 相手の表現を読み取る
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- 交渉
- 妥協
- トピックに沿った会話
- 寛容性
- 社会的推測
- 問題解決
- 協力する
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